6月14日・15日の2日間、長崎で開催された第７回日本在宅医療連合学会大会に参加してきました。今年は全国から多くの在宅医療関係者が集い、活気あふれる学会となりました。現地参加者は約3,700名で、オンライン視聴者などを含めた総数が約5,000名と大盛況でした。

当院からは医師・看護師を含む5名が参加しました。今回、院長は2題の演題を発表。また、看護師の4名もそれぞれ発表を行い、日頃の努力が実を結ぶ瞬間を皆で喜び合いました。今回が初めての学会発表となる看護師もおり、準備から発表までの過程で大変貴重な学びを得ることができました。

学会では他施設の取り組みや最新の知見にも触れることができ、参加者一同「もっと良い在宅医療を地域に届けたい」という思いを新たにしました。

来年の学会は札幌で開催予定です。今回の経験を糧に、また1年しっかりと研鑽を積み、札幌の地で良い報告ができるよう頑張っていきます。

当院では、医師・看護師による学会参加や学会発表を積極的に推奨しています。日々の診療で生じた疑問をそのままにせず、深く学び直す姿勢を大切にしており、勉強会も定期的に開催しています。私たちは、常に時代の最先端の知識や技術に触れ、進化し続ける医療を在宅の現場で実践することを目指しています。こうした取り組みによって、在宅医療の可能性をさらに広げ、患者さんとそのご家族にとってより良い医療の提供を続けてまいります。